最近、ヤフーの無料ゲームのパチンコをしている。
本物より簡単に入るし、一応ジャラジャラ言うので、
儲かったつもりになって楽しんでいるのである。
はじめに断っておくが、私はギャンブルはしない。
同じ1万円を使うなら、それを買い物に使って代価を得る(物を手に入れる)方が、
得だと思うタチである。
ギャンブラーは、夫のほうである。
1万円が、2万円になるかもしれない、いや、5万円になるかもしれないと
夢を抱くのだそうである。
1万円がパーになるかもしれないのにね。理解できん。
それで、パチスロ好きの夫は、月に1回くらいではあるが、
いそいそと出かけていく。
朝から晩までやっているので、目は充血しているし、疲れて帰ってくる。
だから私はそれを「(ただ働きの危険性のある)アルバイト」と呼んでいる。
勝つときもあるが、年間トータルでは確実に負けている。
でもまあ趣味ってことで一応認めている。
そんな夫が帰宅するころ、私がゲームのパチンコをやっていると、
「お、パチンコだ」
と、興味を示す。
それで、夕飯を食べながら、隣で私のPCを見ながら
勝手に解説を始めるのである。
ゲームだから、程よく楽しめるように、本物よりは出るようになっていると
わかっていながら、一人で勝手に熱くなっている。
だんだん私は飽きてくるので、「後はやっていいよ」と
パソコンを明け渡し、食べ終わった食器を洗ったり、
最近お気に入りのLUSHのパックをしたり、おやつを食べたりして
ボーっとしている。
(ちなみに夫の前では、パソコンは極力開かない。
開けていても、サインアウトしてしまう。
もちろんこういうブログをやっていることは絶対に教えない。
教えたら好きなこと書けないから。
夫婦でも、不可侵領域があるのである。エヘン。)
それで、そのパチンコを見ていて思ったのだが(前振りが長かったね)、
パチンコは日本発祥の歴然たる文化といえるくらい、浸透している。
産業としても十分規模が大きいと思うのだが。
それなら、なぜ、カラオケのように、世界に広まらないのだろうか。
たとえば、ラスベガスやマカオのカジノに、スロットマシンがあるが、
なぜ日本のパチンコ・パチスロはその隣に置かれないのだろうか。
賭ける金額なんかを考えると、ぜんぜんやっていけると思うのだけれど。
と、夫に聞いてみた。
ここからは夫の見解なのだが、曰く、「緻密すぎるから」だそうだ。
たしかにそうかもしれない。
ラスベガスでスロットしたけれど、ただがちゃんとレバーを引いて、
ポンポンとボタンを押す。何も考える余地がないのである。
単に、「当たればラッキー」なのである。
それに、同じフロアに、ルーレットやカードゲームやら、
ちょっとVIPっぽいコーナーにバカラとかが併設されてるが、
確かにそこにパチンコや、パチスロを置いたところで、
たいていの客は、ちょっとやって、負けて飽きてやめてしまうだろう。
ところが、パチスロは、ご存知の方も多いだろうが、「目押し」がある。
「ここでこうなるとこのマークを狙ってボタンを押す」ってやるのである。
パチンコにしても、パチスロにしても、専門雑誌があるが、
それを開くと驚くほど細かく解説が書いてある。
(またそれを熱心に読んで研究し、覚えるのだからすごいと思う)
さらに、射幸心を高めるために、初期投資額も大きい。
ハイリターンにするために、ハイリスクになっているのである。
1000円や2000円やそこらじゃ、最初から勝てないのである。
(ラッキーなときは、2000円で出ることもあるみたいだけど)
腰をすえて、1万円投資して、うまくいけば7万円くらい勝てるようになっている。
もちろん、何万円も負ける場合も、ある。
だから、「ちょっとだけ」やっても仕方ない、らしい。
そういうわけで、旅行者が、ふらりと遊びに立ち寄って、
ドカーンと勝てるようなシステムには、もうなっていないのだそうだ。
つまり、独自の文化として、確立してしまっていて、
カジノとは共存できないのではないかと。
なるほどね。
みなさま、依存症にならないように注意しましょうね。